もうペイントで失敗しない!!ペイント中級テクニック

ペイント中級テクニック

大したことができないと思われがちなペイントですが、実は使い込むと便利な機能がたくさんあることに気づきます。

Webや資料の素材作りに描画ソフトは欠かせません。あまり知られていないペイントの便利な機能や、画像編集のレベルが上がる中級テクニックを紹介します。

左クリックと右クリックで2つの色を使い分ける

色1と色2
ブラシで色をぬるとき、左クリックで塗ると色1の色、右クリックでぬると色2の色と使い分けることができます。いちいち色を選びなおさなくてもすむので効率的です。

消しゴムツールで色の置換

一度ぬった色を、別の色に置き換えたいことってありますよね。ペイントには色の置換機能はないのですが、実は「消しゴム」で選んだ1色だけを別の色に置き換えることができます。

ペイントで色の置換
・色1に置き換える前の色
・色2に置き換える後の色
を選んでおきます(スポイトを使うと便利)

そして消しゴムを選択して「右クリック」を押したまま、置き換えたい色を消していきます。すると、色1に選んだ色の部分だけが色2に選んだ色に置き換わっていきます。この方法なら枠からはみだしても大丈夫!

戻るときは「Ctrl+Z」で素早く戻る!

ペイントで画像編集をしていると、「元に戻る」や「やり直し」の操作を何回も行います。矢印のアイコンで戻ってもいいのですが、毎回矢印までマウスを移動させるのもめんどう…ぜひともショートカットキーを覚えましょう!

・元に戻る・・・Ctrl+Z
・やり直し・・・Ctrl+Y

このキーを覚えると画像編集が格段に速くなります。

ブラシや消しゴムの大きさをキーボードから変える

ブラシや消しゴムの大きさは、メニューの「線の幅」から変更することができますが、よくやる操作なのでショートカットキーを覚えましょう!

・線の幅を大きくする・・・Ctrl+↑
・線の幅を小さくする・・・Ctrl+↓

メニューの「線の幅」から変更するよりも、細かく設定することができます。

キーボードで拡大表示・縮小表示

拡大表示や縮小表示は、ペイント画面右下の(+/-)や、ツールの「拡大鏡」からおこなうことができますが、ショートカットキーを使ってもっと簡単に拡大縮小することもできます。

・拡大表示・・・Ctrl+PageUp
・縮小表示・・・Ctrl+PageDown

これで拡大して細部を確認する作業も簡単になりますね。

リボンを最小化して画面を大きく使う

ペイントもVistaからメニューがリボン表示に変わりました。慣れると便利なのですが、結構面積をとるためノートパソコンなどの小さな画面ではじゃまに感じることもあります。

そんなときはリボンを非表示にしてしまいましょう!

ペイントリボンの最小化
リボンのタブのところをダブルクリックするとリボンを最小化することができます(再度ダブルクリックでリボンを開きます)。
※リボンのタブのところを右クリックして「リボンの最小化」にチェックを入れても最小化することができます。

クイックアクセスツールバーによく使う機能を登録

ペイント画面の最上部(初期設定ではフロッピーや矢印のアイコンがあるところ)はクイックアクセスツールバーと呼ばれ、よく使う操作のアイコンが表示されています。

クイックアクセスツールバー

ここには、自分の好きなアイコンを追加登録することができます。例えば「色の編集」のアイコンを登録するには、色の編集のところで右クリックし「クイックアクセスツールバーに追加」をクリックします。

リボンを最小化と合わせて使うと便利な機能です。

Shiftキーで、直線・斜め線・正円・正方形を描く

鉛筆やブラシ・図形を描くときに、Shiftキーを押したまま描けば、縦横にまっすぐ直線や45度の斜め線、正円、正方形を描くことができます。

ギザギザの少ない滑らかな円を描く

ペイントは曲線を滑らかに表示する「アンチエイリアス」機能がないため、図形ツールで円を描くと縁がギザギザに見えます。

ペイントで円を描くときは、図形ツールではなく、テキストツールを使い、アンチエイリアスの効いた文字(メイリオなど)で●(まる)を描けば滑らかな円を描くことができます。

ペイントできれいな円を描く

選択範囲でコピーと拡大

選択範囲をCtrlキーを押しながらドラッグするとそのままコピーすることができます。
また、範囲を選択した状態で「Ctrl」と「+」キーを押すと、その場で拡大することができます。

選択範囲でスタンプブラシ

好きな範囲を選択して、Shiftを押したままドラッグすると、その部分を連続して描くことができます。一風変わったブラシみたいでおもしろいですよ。

文字の背景を透明にする

ペイントで画像の上に文字を入れようとしたとき、「文字の背景に色がついてしまった!」ということありませんか?これももちろん透明にすることができます。

テキストの背景の設定を「不透明」から「透明」に変更しましょう。文字の背景が透明になります。

ドロップシャドウで文字に影をつける

ペイントには文字に影をつけて立体的に見せる「ドロップシャドウ」の機能はありませんが、ペイントでもひと手間かければドロップシャドウのような効果をつけることができます。

文字を入力し、色を薄めのグレーにしておきます。
同じ文字を入力し、影の少し左上に配置して完成です。

ペイントでドロップシャドウ

2つの画像を合成する

ペイントは透明機能が充実していませんが、ひと工夫すれば写真の合成も可能です。
下の2枚の写真を合成して取材に行ってきた風の写真にしてみましょう。

ペイントで合成写真

1.まず合成する画像の背景を、画像に使っていない白か黒でぬりつぶしましょう(白か黒以外ではうまく合成できないことがあります)

2.合成する画像を選択してコピー(Ctrl+C)します。

3.合成するもう一つの画像を開き、色2に先ほど背景にぬった白か黒を選んでおきます。

4.先ほどの画像をペースト(Ctrl+V)します。このとき選択の「透明の選択」にチェックを入れると、色2に選んだ色(この場合白)が透明になります。好きな位置に合成しましょう。

ペイントで合成写真

移動を確定させると位置の変更ができないので注意しましょう!縁がギザギザになるのと、写真の中に背景と同じ色(この場合白)があった場合いっしょに透明になってしまうのがペイントの残念なところです。

写真にモザイクをかける

ペイントにはモザイク効果をかける機能はありませんが、擬似的なモザイクならかけることができます。

ペイントでモザイク

モザイクをかけたい部分を選択し、一度できるだけ小さく縮小します。そしてそのまま元のサイズまで戻すと…モザイクみたいになってます!
これはペイントの拡大縮小機能のしょぼさを逆手に取った裏技です。